住まいを蝕むシロアリの害。シロアリは木材だけを腐食すると思われがちですが、ゴム、繊維、金属、コンクリートまで侵食してしまう、住まいにとっては天敵ともいえる害虫です。
シロアリの被害は目に見えず気付きにくいものですから、被害が深刻化してから発覚し、その頃には家の内部はボロボロ、根本的なリフォームが必要…というケースもあります。そのようなことにならないためにも、できるだけ速やかにシロアリを発見し、駆除することが必要です。
シロアリは羽アリの一種で、見分ける際は色よりも羽と胴体の形に注目した方がいいでしょう。羽アリはシロアリとクロアリに分けることができますが、住まいの天敵となるシロアリは、4つの羽の大きさが同じ、胴体部分にくびれがない、という特徴があります。
シロアリは腐食した木材や湿気の多い場所を好みます。浴室やキッチンなどの床下はシロアリの被害を受けやすい場所です。
もし住まいにシロアリを見つけたら、専門業者に調査を依頼してください。ちなみにシロアリは床下から徐々に上に進んでいく性質があり、発見した場所によって被害がどの程度広がっているかの大まかな目安をつけられます。天井裏が侵食されているような場合は危険です。家全体が被害を受けている可能性があるので一刻も早く対策を講じましょう。
シロアリの対策としては木材部分や、シロアリの侵入経路である床下に殺虫剤を撒く方法が一般的です。アレルギー等の問題で殺虫剤を使いたくない場合は、毒のエサを使って駆除する方法もあります。またこれら以外の新しい駆除方法も登場しています。
いずれの方法を取るにしても専門的な知識と技術が必要になりますから、プロに任せた方が無難でしょう。きっちりとした駆除をしておかなければ、再発の危険もあります。
ただしシロアリ駆除に乗じて必要のないリフォームを提案する、という業者もいるので、その点は注意が必要です。たしかに家の内部がシロアリに侵食されていればリフォームが必要になることもありますが、素人には分かりづらいものです。怪しいと思う場合は他の業者に見てもらうなどした方が良いでしょう。
またこれは前述したようにリフォーム全般にいえることですが、訪問業者には要注意です。ひどい場合にはポケットからシロアリを出して、「この家にはシロアリがいますね」と駆除を持ちかける業者もいます。悪質業者の餌食にならないように気をつけてください。